尾張旭市 K様邸 インタビュー

K様ご夫婦にお話を聞きました

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家の中に入ると外観から想像がつかない開放感に心が躍るK様邸。この開放感をもたらしているのは、玄関からすっと奥までのびる「通り土間」風の空間です。
土間の壁に飾られているのは、多趣味なK様が撮影されたというお写真。現しの梁に下げられた月のモニュメントも空間を華やかに彩ります。
暮らしにゆとりとワクワク感をもたらす、土間のある家。
設計士が「いい意味でセオリーに反する」と話す間取りはどのように誕生したのか、詳しくお話を聞きました。

>>家を建てようと決められた経緯を教えてください。

(妻)結婚した当初から、早く家が欲しいと思っていたんです。2020年の4月に結婚式を行ったのですが、その前から住宅展示場には足を運んでいました。
結婚式の準備をしながら、家づくりも同時に始めてしまって、あの時はちょっと大変でしたね。

(夫)あるハウスメーカーさんとお話をしていたのですが、「結婚式が終わるまでは、ちょっと待ってください」とお伝えしたにも関わらず、ぐいぐい来られて疲れてしまって。

(妻)アサヒハウジングの都築社長さんともすでにその時には話を進めていましたが、都築さんは「いいですよ、後でいいですよ」と言ってくださって助かりました。
私たちの想いやペースに寄り添ってくれて、結婚式が終わり、ようやく落ち着いて家づくりをスタートしたのが2020年の5月頃です。

>>アサヒハウジングは何でお知りになりましたか?

(妻)お世話になっていたファイナンシャルプランナーの方からのご紹介です。「おうちを建てたい」という話の流れから、そのファイナンシャルプランナーの方が以前から知り合いだという都築さんをご紹介いただき、事務所にお伺いしました。

(夫)事務所の雰囲気がわたしは好きでしたね。木の温かい感じといいますか。

(妻)都築さんも穏やかでほんわかした雰囲気があり、すぐにいい印象を持ちました。
じっくり話を聞くと、アサヒハウジングさんは「健康に過ごせる家」をコンセプトにされていて、それもすごくいいなと。もともと、「健康に過ごせる家」「震災に強い家」を建てたいという想いがあったので、その両方がアサヒハウジングさんなら叶うのではないかと期待が膨らみました。

>>アサヒハウジングに決めた、決め手を教えてください。

(妻)アサヒハウジングさんと一緒に検討していたハウスメーカーさんの魅力は「耐震」。何か災害が起きた時も、自宅が避難所になるようなレジリエンス機能や設備に惹かれていたんです。
でも、アサヒハウジングさんの家も頑強な基礎にこだわってつくっている。これなら安心だね、と思えたところです。

(妻)「健康に過ごせる家」をつくるために、建てたら見えなくなる部分にすごく気を遣われているんですよ、アサヒハウジングさんの家って。炭素埋設や、安全な断熱材、あとは柱・土台が東濃檜なのもいいなと思いました。同じ無垢材でも、国産で、しかも近くの環境で育った木を使っている点にこだわりを感じました。
家の中の空気を吸って生活するんですから、見えない部分こそちゃんとしておきたいという想いがわたしたちにはありました。

(夫)実際に建築が始まって、基礎工事の方に「3階建てですか?」と聞かれたことがあったんです。3階建てにも耐えられるほど強い基礎を作っているとわかり、改めて「アサヒハウジングさんの家はしっかりしている」と安心しましたね。

※①平常時の安全性や健やかさを保つ住宅 ②災害を想定した対策が整っている住宅 ③災害時でも生活を続けることが可能な住宅

>>家づくりでこだわった部分を教えてください。

(妻)動線にこだわりました。わたしが無駄な動きをするのが嫌いなので、効率よく動ける間取りが希望でした。例えば、「買い物帰りにそのまま荷物を置けるように玄関のすぐ近くにパントリーが欲しい」「洗濯物を畳む、収納を1箇所で」「洋服などは畳まずにハンガー収納にしたい」など家事動線にはこだわっていたと思います。

(妻)もともと住んでいたアパートの玄関が非常に狭く、それが嫌だったんです。だから、玄関は広くして、カバンを置けてさっと持ち出せる場所も玄関近くに欲しいとお願いしました。あとは、建築関係の本で見た玄関吹き抜けの写真が頭から離れなくて、それも叶えたいと伝えました。

>>設計士から見た、K様邸のポイントを教えてください。

(設計士)K様邸は、セオリーと違うんですよね、それはいい意味で。玄関の近くにキッチン・パントリーが欲しいと言われるお客様はいらっしゃいますが、やはり、玄関はお客様を迎える場でもあります。K様邸の場合も、お客様用の玄関をどうするのかは議論しました。奥様から、「ベンチを置いて、土間でおしゃべりするのもいいかも」という話をお聞きして、土間全体をお客様用の玄関と考え、やっとここにたどり着いた感じですね。吹き抜けに設けた窓は明かり採りもありますが、一つの空間としての使い勝手を考え大きな窓を採用しています。

(妻)実際に暮らしてみると、買い物帰りに重い荷物を持ってぐるりと回る必要がないのはすごく便利です。玄関に手洗い場があるのも、友人たちから「今どきでいいね」と言われますね。洗面の造作のデザインも気に入っていますが、これは、アサヒハウジングさんのモデルルームの洗面台のデザインを取り入れてもらいました。

(設計士)もう一つ、2階の洗面脱衣室はK様のご要望で広く設計しましたが、施工例として他のお客様にご紹介すると、ぜひ取り入れたいとおっしゃる方が多いですね。ここまでの広さはなかなかありませんが、洗濯を干して、畳んで、収納までを1箇所で完結できる空間の提案は、K様邸で学ばせていただきました。

(妻)家事を面倒に感じることがなくなりました。洋服は畳まずにすぐ隣の主寝室のウォークインクローゼットに収納できますし、タオル類はカウンターで畳んで、造作の棚にさっと収納して終わりです。
あと一つ、ラクになった家事が掃除機がけなんです。キッチン横に、人の目には触れないけれどすぐに取り出せる掃除機の収納をつくってもらいました。以前は掃除機を出すのが面倒で、掃除機がけが億劫になっていたのですが、今はそれがありません。

>>デザインについてのこだわりも教えてください。

(妻)木を表に出したデザインをお願いしました。あとは、キッチンにはこだわって背面にエコカラットを貼ってもらいました。この色合いが大好きなんです。

(設計士)キッチンカウンターと同じ高さで、杉の腰壁をぐるりと配しています。これが一番木を感じていただけますね。

(妻)それと梁を見せて、さらに、これは設計の井戸さんのこだわりなのですが、天井の高さが変わる部分がRになっているんです。これは本当に気に入っていますし、皆さんが「いいね」と言ってくださいます。

(設計士)K様ご夫婦の優しい雰囲気に合うおうちをつくりたいと考えていたので、カクカクしたデザインではなく曲線を取り入れました。気に入っていただけて嬉しいです。

>>暮らし初めて2年半が経ちました。

(妻)2日間ほど家を空けて帰ってくると、玄関を入った瞬間から木の香りがして「あぁ、いい匂い」と思わず声が出ますよ。

(設計士)長い年月住むと生活の匂いが出ますが、それを極力抑えられるよう考えています。無垢床であったり、木の腰壁であったり、地中に埋設する炭であったり。数字で表すことは難しいのですが、無垢材と炭の効果で、「生活臭を感じにくい家」というのは会社としても取り組んでいることです。

(妻)料理をしてすぐは多少その匂いがしたとしても、匂いが染みつくことはなく、外から帰ってくるとちゃんと木の香りになっています。

(夫)仕事では、ビルや工場などコンクリートの無機質なところを行き来することが多いのですが、家に帰ってくると木に迎えられてほっとしますね。

>>家づくりの感想を教えてください。

(妻)アサヒハウジングさんとの今の関係性がすごくいいんです。住み始めてみて、「ここに棚をつければよかった」と思う箇所もあったのですが、ご相談したらすぐに対応してくださいました。それが、テレビ背面の階段下収納なんですけどね。他にも、階段のカーテンは住み始めて2年目に取り付けてもらいました。
「住み始めてからが、おうちとのお付き合いの始まりです」と言ってくださった通り、何かあればすぐに現場監督さんが相談に乗ってくださり、対応も早いので頼りっぱなしです。

(設計士)アサヒハウジングでは、設計士と現場監督、コーディネーターの3人が一つのチームになって担当します。建てた後も何かあれば現場監督が自宅にお伺いし、定期点検も30年間途切れることはありません。

(妻)本当に、アサヒハウジングさんのアフターフォローは手厚いですよ。基礎や目に見えない部分にアサヒハウジングさんがこだわって、しっかりとしたいい家をつくってくださって、点検もありますし、安心です。

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(設計士)基礎には通常の倍以上の鉄筋を入れて、コンクリートも分厚くしています。平均的、標準的ではなく、それ以上のものをやっていくのが会社としての考えなんです。

>>マイホームでの暮らしについて教えてください。

(妻)気兼ねなく人を呼べるようになり、いろいろなことにチャレンジしています。例えば、趣味のサンキャッチャー作りのワークショップを開いたり、何人かで集まって料理をつくったり。夫はスイーツ作りが好きなのですが、先日、知り合いのご主人にスイーツ作りが好きな方がいて、ふたりでチーズケーキを作っていました。

(妻)キッチン・ダイニング・リビング・和室を一つの空間として広く使えるようにしてもらったのは正解でした。たくさん人が来ても窮屈感がなく、人を呼んで過ごすことが多くなりました。玄関も広いので、一度に人が来てもすぐに家の中に迎えられるのも、この家のいいところですよ。

間取り図はこちら

面積表 Area

敷地面積 142.50㎡ 43.11坪
建築面積  72.06㎡
1階床面積  71.22㎡ 21.54坪
2階床面積  62.11㎡ 18.79坪
延床面積 133.33㎡ 40.33坪
総施工面積 145.76㎡ 44.10坪

工事概算表 Approximate cost

本体工事費 2,500万円
外構工事費     170万円
オプション工事費  330万円
総工事費 3,000万円

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